ご存知でしたか?
節句といえば。3/3 桃の節句、5/5 端午の節句、7/7 七夕、1/1は正月があるので1/7 人日(ジンジツ)なんですって!聞きなれないです
が、七草粥の日ですよ!
そして9/9 今では珍しくなった 「重陽の節句」を脈々と執り行っているところが嵐山にもあったのです!
渡月橋からも、山の中に少し見ることができる「法輪寺」
参道入口や山門に綺麗にお飾りをされている事も、節句の看板を出されてもいませんでしたので、知らないと気付かないです。
それでも結構な方が参拝にいらっしゃっていました。
本堂の中に菊を発見!長寿祈願の「菊の節句」とも呼ばれているそうです。
なぜ?長寿なのかというと!
菊の精を飲んで長寿を得たという中国の故事がたくさんあり、日本に伝わり「重陽の節句」に菊が用いられたそうです。
あの菊は、菊の被綿(きせわた)というらしく、前の晩に菊に綿を被せ、これに降りた露で身体を撫で拭くと、これまた長寿になると!でも、
この菊の被綿は中国にはないらしく、日本独特の習慣のようです。
写真はないのですが。。。「菊慈童」という人形を祀り、「枕慈童」の舞いも奉納されます。
9月9日年に一回の20分くらいの能舞台です。
終わると菊酒がふるまわれました。
いろいろ勉強にもなって、初節句を楽しんできました!
奇数が重なる日が【節句】
陰陽道では、偶数を陰数として嫌い、奇数を陽数として好む思想。
9が陽数最大の数で、その9が重なる日は大変めでたい日!!!とか。
陽数が重なる(たす)と陰数になって、何か良くないことが起こるのを避ける為に行事が行われたという説があるそうです。