雨の化野念仏寺

本日は嵐山から車で10分、化野念仏寺へと行って参りました。
「あだしのねんぶつじ」と読みます。

私の日頃の行いも良く、お天気は恵みの雨でございました。


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緩やかな石段を登って行きます。
途中で土手にひっそりと佇む仏様を見つけました。


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拝観料は大人500円。
この雨では、参観者も少なそう…
頂いたパンフレットを見ながら、ゆっくり拝観できそうです☆


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佛舎利塔(納骨堂)です。大変大きく、ドーム状の形をしています。
何となく、ピラミッドや古墳を連想しました(罰当たりでしょうか?)
階段があり、上に上れるようでしたが、立ち入り禁止でした。
中も当然、立ち入り禁止です★


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佛舎利塔を過ぎると、一般の霊園と隣だって、西院の河原(さいのかわら)があります。
石を積み上げた小さな石塔が無数にあり、名前の云われもソレっぽいですね。

化野(あだしの)は大昔、京都では有数の葬送の地だったそうです。
当時は風葬が一般的で、亡くなった人達は野ざらしの状態でした。
今ではチョット考えられないですね★

それを約1100年前に弘法大師が寺を立てて、打ち棄てられていた遺骸を
地元の人々と協力して埋葬したのが、念仏寺の起こりだと云われています。

埋葬された無縁仏達のために、作られた石仏や石塔は8000にも及ぶそうです。


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その後、法然上人の念仏道場となり、化野念仏寺と改められました。

ちなみに、化野の「あだし」は、はかない、むなしいといった意味があり、
また、「化」の字は、生から死、死から生の輪廻転生、
極楽浄土に往生する願いを意図しているそうです。


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竹林を背景にして小さなお堂があります。
この世に生まれてくることができなかった、「みず子」達の霊を供養する、
みず子地蔵様です。残念ながら、お堂の中は撮影禁止でした。
みず子達のために、お菓子やお人形が供えられていました。

ふと思いましたが、赤ちゃんポストについて。
お地蔵様はどのようにお思いなのでしょうか?


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竹林の階段です。
嵐山の竹林よりは全然短いですが、手入れが行き届いているのか、
大変綺麗で風情があるような印象を受けました(雨のせい?)。


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竹林の階段の先に霊園があり、傍らに六面六体地蔵様がいらっしゃいます。
この六体のお地蔵様は、それぞれが六道(りくどう)に対応しており、
水をかけてお参りする事で六道(人間の様々な罪、生き方の迷い)の罪障を清めてくれるそうです。

正面のお地蔵様から時計回りにお参りします。
その際、「オン・カカカ・ビサンマエイ・ソワカ」と唱えます。

私は念入りに2周してきました。


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やっぱり雨が良かったようですね。
無縁仏を供養するお寺の、厳かでいて優しい空気を2割り増しで感じられた気がします。

ちなみに8月23日、24日には千灯供養という行事があり、
ほとんど全ての石仏に火を灯したロウソクをお供えするそうです!
パンフに写真がありましたが、ぜひ生で見てみたいですね☆☆

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